宿の公式サイトから”禁煙”で予約したはずなのに予約完了メールでは”喫煙”で届き、首を傾げながらフロントに電話したところ、禁煙部屋が余ってないとの案内を受けました。 予算オーバーながらも泣く泣く+1,000円でJフロアという部屋に切り替えたところ、思いがけずこれが『当たり』な判断。中々良い長野旅行になりました。 <Jフロアの特徴> 部屋がきれい・広い、空調や布団は普通、アニメティにお金がかかっている ドリップ式ではないものの、メーカーとキチンと開発したんだろうなと思われる変わった形状のドリンクが置かれているのが特徴的。コーヒーが飲み比べ2種、お茶が複数種、紅茶が1種……と、5~6種類ありバラエティも豊富。15:00ぐらいにチェックインして、ゆったり楽しめば良かったなと勿体なく感じるぐらいでした。 また、洗顔フォーム等も明らかに安物ではありません。コーム(櫛)も、目の粗いものと少し細かいものとの両面タイプで使い勝手が良く、女性には嬉しい取り計らいの多い部屋になっています。 一方、Jフロアは眺望の良さを売りにしており、確かに眺めはよいのですが、長野市そのものが都会なので自然(山や木)の綺麗さを求めるのはNGかと思います。 <ホテル全体の雰囲気> ビジネスホテルしかもJAL系列のため、出張仕事と思われる宿泊客が多く、観光客の宿泊客も落ち着いた年代の方が多いです。必然的に食事会場も落ち着いた静かな雰囲気を纏っていました。 <夕食> 前菜3種、フカヒレスープ、海鮮炒め、水餃子、信州プレミアム牛スジステーキ、たまり醤油の黒チャーハン、杏仁豆腐【中華フルコース】 いずれのメニューも値段を超える美味しさでした。”絶品”という感じではありませんが、十分手の届く値段の中で万人受けする味に整っており、手堅く・美味しく食べられて満足度は非常に高いです。今は県民割もありますし、今後全国割もやりますので、ここのレストランは絶対に狙い目です。 強いて言うなら、若くてガツガツと料理を掻き込みたい人向けではありません. <朝食> 和洋混合・地元食材ありのバイキング形式 ビジネスホテルにしては品数が多い方で、食べた範囲ではハズレなし。ユーチューバーさんが紹介している動画も何本かあるので、そちらを参考にしてください。 私的には『手作り 梅なめ茸』『天ぷら』『蕎麦の実の味噌和え』『おやき』が好きでした。味噌関係の料理は信州味噌を使用しており”長野の味”が楽しめますので、最低1種類は試すべきだと思います。 (本音を書いてよいのか迷いますが、おやきは外のお店で食べるよりもこちらのホテルで食べたほうが全然美味しいです) 長野駅~善光寺の間にある好立地ということも踏まえ、非常に良いホテルだったと思います。次に長野観光をする時も、あえてここから宿を変えることはないでしょう。